【“タラスの海神譚”を映す虹彩銀】ターラントゥム ディドラカム銀貨〈NGC Ch AU〉— 馬上青年 & イルカ騎乗タラス

◆ 物語 — ローマへ抗ったギリシア植民市最後の輝き

イオニア海に面したターラントゥム（現ターラント：南イタリア・カラブリア州）は、 スパルタ人が建てたギリシア植民都市。
前280–272年、都市はピュロス王を傭いローマに挑んだ「タラス戦争」の渦中にありました。
本ディドラカムはその時期に鋳造されたと考えられる一枚。
【表】若き騎手が愛馬を勝利の月桂冠で飾り、背後に都市モノグラムΑΡ。
【裏】英雄タラスがイルカに跨り、右手でニケ女神を掲げ、 左手に盾と二本の槍を携えて波間を駆けます。
海と陸、競技と戦争——ターラントゥムが誇った騎兵術と海洋力が両面に凝縮された、 ヘレニズム末期の“宣戦布告コイン”です。

◆ スペック — NGC鑑定ディドラカム〈Ch AU 4/5 5/5〉

◆ 資産価値 — “希少コンビネーション図像 × AU級虹彩トーン”

• 騎手＋タラスという異型組み合わせは標準カタログ未掲載のレアタイプ。
• Strike 4/5・Surface 5/5 のCh AUは全現存品上位10％の保存水準。
• 薄紫〜褐色に煌めくイリデッセント・パティナが美術的プレミアムを形成。
• 複数の大手オークション経歴が市場評価の高さを裏付け、再販時の信頼度も十分。
• イタリア統一前史やローマ対ギリシアの対比を好むコレクター層へ流動性◎。

◆ セット内容

◆ 発送について

ご入金確認後2〜5週間以内に補償付き・追跡番号ありで発送いたします。
緩衝材を二重に用い、厳重な梱包でお届けします。

◆ ご購入前のご確認

モニター環境により実物と色調が異なる場合がございます。
古代銀貨の打刻ムラや経年変色は、2,300年以上を超える旅路が刻んだ味わいとしてご理解ください。