コインクロス
【“テオス”世襲の光彩】アンティオコス2世 テトラドラクマ銀貨〈NGC Ch XF〉— アポロン坐像
【“テオス”世襲の光彩】アンティオコス2世 テトラドラクマ銀貨〈NGC Ch XF〉— アポロン坐像
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【“テオス”世襲の光彩】アンティオコス2世 テトラドラクマ銀貨〈NGC Ch XF〉— アポロン坐像
◆ 物語 — 王朝を繋いだ「神」と弓の守護
アンティオコス2世テオス(在位:前261–246年)は、“神(テオス)”の尊称を授かった セレウコス朝第3代の王。父アンティオコス1世の死後、エジプトのプトレマイオス2世と 「第二次シリア戦争」を繰り広げつつ、西方のトラキアにも勢力を伸ばしました。
本テトラドラクマは、その西端拠点リュシマキア(トラキア)で鋳造されたと考えられる一枚。 表面には王冠(ディアデム)を戴く精悍な横顔、裏面には アポロンがオムファロス(世界のへそ)に座し、矢を見定めつつ弓を置く姿。 左フィールドの獅子頭シンボルは征服王リュシマコスへのオマージュとも評されます。
神格と王権を二重に強調し、王朝の“正統”を宣言した ヘレニズム後期の政治的プロパガンダです。
◆ スペック — NGC鑑定テトラドラクマ〈Ch XF〉
鑑定機関
NGC Ancient
グレード
Choice Extremely Fine (Ch XF) |
Strike 5/5 ・ Surface 4/5
発行地
リュシマキア(トラキア)造幣
年代
前261–前246 年頃(アンティオコス2世治世)
材質
銀(AR 95–98%)
重量
約17.07 g
サイズ
約26–27 mm
意匠
【表】ディアデムを巻いた王の右向き肖像
【裏】アポロンがオムファロス上に左向き着座し矢を確認、左手を弓に置く。左フィールドに獅子頭、 銘 ΒΑΣΙΛΕΩΣ ΑΝΤΙΟΧΟΥ
◆ 資産価値 — “ヘレニズム王権 × 大型銀貨” のダブルプレミアム
- テトラドラクマは古代ギリシャ最大級の流通銀貨で圧倒的存在感。
- アンティオコス2世期リュシマキア鋳造は市場出現率が低く希少性が高い。
- NGC Ch XFは上位15%前後の保存ランクで、細部の毛髪やアポロン像の陰影が鮮明。
- ヘレニズム美術ファンやプトレマイオス戦争テーマの研究家など幅広い購買層に支えられ、流動性良好。
- 過去10年の同タイプ高保存品は年平均4〜7%の価格上昇と堅調推移。
◆ セット内容
コイン本体
NGCスラブケース封入済
真贋保証:専門家再鑑定で偽物と判明した場合、全額返金
◆ 発送について
ご入金確認後2〜5週間以内に補償付き・追跡番号ありで発送いたします。
緩衝材を二重に用い、厳重な梱包でお届けします。
◆ ご購入前のご確認
モニター環境により実物と色調が異なる場合がございます。
古代銀貨特有の打刻ムラや経年変化は、2,300年以上が紡いだ歴史の証としてご理解ください。
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