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コインクロス

【“盲人の町”と呼ばれた港湾都市】カルケドン ドラクマ銀貨〈NGC MS〉— 牡牛図&粒状四分割インキュース

【“盲人の町”と呼ばれた港湾都市】カルケドン ドラクマ銀貨〈NGC MS〉— 牡牛図&粒状四分割インキュース

通常価格 ¥168,000
通常価格 セール価格 ¥168,000
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税込。

【“盲人の町”と呼ばれた港湾都市】カルケドン ドラクマ銀貨〈NGC MS〉— 牡牛図&粒状四分割インキュース

◆ 物語 — ボスポラス海峡を見逃した寓話と肥沃のシンボル

カルケドン(現イスタンブール・カドゥキョイ)は、メガラ人が紀元前7世紀に建てた黒海交易の要衝です。
対岸には後にビュザンティオン(コンスタンティノープル)が造られましたが、カルケドンの開拓民が“より良い港”を見逃したという逸話から「盲人の町」と揶揄されたと伝わります。
本ドラクマ表面の左向き牡牛は豊かな牧畜を象徴し、足元の麦の穂は繁栄を暗示。左に描かれたケリュケイオン(商業神ヘルメスの杖)はカルケドンが海運交易で栄えた歴史を語ります。
裏面は粒状が散る四分割インキュースというアルカイック様式。古典からヘレニズムへの過渡期にあっても、ポリスのアイデンティティを守り続けた“海峡の銀証書”です。


◆ スペック — NGC鑑定ドラクマ〈Mint State〉

鑑定機関
NGC Ancient

グレード
Mint State (MS) |
Strike 3/5 ・ Surface 5/5

年代
前387–340 年頃(古典末期)

造幣都市
カルケドン(ビテュニア)

額面
ドラクマ

材質
銀(AR 98% 前後)

重量
約3.68 g

直径
約14–16 mm(推定)

意匠
【表】牡牛左向き立像、下に畝、上に麦の穂;左にケリュケイオン、下に銘 ΚΑΛΧ
【裏】粒状を散らした四分割インキュース・スクエア


◆ 資産価値 — “港湾コイン × 完未使用” の希少ポテンシャル

  • カルケドン銀貨は発行量が少なく、特にドラクマ規格のMS級は市場流通が極めて稀。
  • 古典末期の粒状インキュースは美術史的にも研究価値が高い。
  • Surface 5/5が示す鏡面級保存で、銀光沢とトーンのコントラストが鮮やか。
  • ボスポラス海峡・穀物交易・ギリシア神話モチーフと、多角的ストーリーで流動性◎
  • 近年オークションではカルケドンXF品が年率4〜7%上昇傾向。MS品はさらなる伸び余地。

◆ セット内容

コイン本体
NGCスラブケース封入済

真贋保証:専門家再鑑定で偽物と判明した場合、全額返金


◆ 発送について

ご入金確認後2〜5週間以内に補償付き・追跡番号ありで発送いたします。
緩衝材を二重に用い、厳重に梱包してお届けします。


◆ ご購入前のご確認

モニター環境により実物と色調が異なる場合がございます。
古代銀貨の打刻ムラや経年変色は、約2,400年を旅した歴史の証しとしてご理解ください。

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